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論文

A Design study of a palladium diffuser for a D-T fusion reactor fuel clean-up system

小西 啓之; 吉田 浩; 成瀬 雄二

J.Less-Common Met., 89, p.457 - 464, 1983/00

 被引用回数:10 パーセンタイル:79.2(Chemistry, Physical)

核融合炉燃料循環システムでは、プラズマ排ガスから不純物を取り除く燃料精製システムが必要である。パラジウム拡散器は、極めて純度の高い水素が得られるなどの長所を持ち、また最近の研究においてこのシステムへの適用の可能性が確認されている。本研究は、管型パラジウム拡散器の分離特性をモデル計算と実験によって解明したものである。この結果、従来本法の欠点とされていたブリードガス中のトリチウム濃度が低く抑えられ、一基の拡散器で高いトリチウム回収率が達成できることが判明した。数値計算によって水素同位体回収率と処理流量の関係が導かれ、水素-ヘリウム混合ガスを用いた実験との比較が行なわれた。この結果に基き、燃料精製システムの構成を検討し、パラジウム拡散器の諸元を決定した。

論文

Effects of impurities on hydrogen permeability through palladium alloy membrane at comparatively high pressure and temperatures

吉田 浩; 小西 啓之; 勝田 博司; 成瀬 雄二

J.Less-Common Met., 89, p.429 - 436, 1983/00

 被引用回数:58 パーセンタイル:96.39(Chemistry, Physical)

パラジウム合金膜法は、核融合炉燃料精製系に適用が検討されているものの一つであり、本研究はその可能性を調査するために膜の透過特性への不純物の影響を測定したものである。実験は実際の運転条件を考慮して、120~1300kPa、313~853Kの範囲で行なった。多元系(Pd-25wt%Ag、Au、Ru)合金について、10~10000ppmの濃度範囲でCH$$_{4}$$、NH$$_{3}$$、CO、CO$$_{2}$$、N$$_{2}$$を含む水素は水素透過特性に被毒などの影響を与えないことが確認された。真空ポンプ油によって汚染された膜は透過係数の低下を生じるが、空気中でのベーキングと水素還元処理によって容易に回復される。(活性化処理)パラジウム拡散器内では、パラジウムの触媒作用による化学反応も観測される。

報告書

Effects of Impurities on Hydrogen Permeability Through Palladium Alloy Membrane at Comparatively High Pressure and Temperature

吉田 浩; 小西 哲之; 勝田 博司; 成瀬 雄二

JAERI-M 82-013, 21 Pages, 1982/03

JAERI-M-82-013.pdf:0.53MB

核融合炉燃料精製法としてパラジウム合金膜法の適用可能性を検討したものである。実験では国産の多元素合金膜Pd-Ag(Au・Ru)を使用し、不純物としてはプラズマ排ガス中に含まれると予想されているNH$$_{3}$$、CH$$_{4}$$、CO、CO$$_{2}$$、O$$_{2}$$、N$$_{2}$$等に着目した。操作温度、圧力は実機の設計データを得る目的から、夫々700K及び120~1200kPaを選定した。この実験において、多元系合金膜の被毒現象は全く認められないことから、パラジウム膜法がプラズマ排ガスを対象とした精製プロセスに使用できる見通しを得た。なお、この合金膜が真空ポンプ油蒸気により汚染された場合にも簡単な復活処理(空気ベーキング)により容易に元の透過性能に回復できることを確かめた。パラジウムの触媒作用により種々の化学反応が生ずること、その生成物による被毒作用のないことなども実証された。

報告書

Preliminary Design of Fusion Reactor Fuel Cleanup System by Palladium Alloy Membrane Method

吉田 浩; 小西 哲之; 成瀬 雄二

JAERI-M 9747, 36 Pages, 1981/10

JAERI-M-9747.pdf:0.77MB

D-T核融合炉の燃料循環系を対象としたパラジウム拡散器およびこれを用いた燃料精製システム(Fuel Cleanup System)に関する予備的な設計を行なった。パラジウム合金膜の適用性は、筆者らの既往研究に基づいて検討した。パラジウム拡散器の操作条件は実験により決定し、その形状、大きさはコンピューター解析結果にに基づいて設定した。精製システムの設計は、Los Alamos Scientific Laboratory)のTSTA(Tritium Systems Test Assembly)における供給ガス条件に従った。本システムの必要機器は、パラジウム拡散器、触媒酸化反応器、低温トラップ、亜鉛ベッド、真空ポンプなどであり、システムの単純さや操作条件において幾つかの利点が挙げられる。この設計は、容易に他のD-T炉燃料排ガス条件に拡張することができる。

報告書

Permeabilities of Hydrogen Isotopes Through Pd-25 wt% Ag Alloy Membrane at Comparatively High Pressure and Temperature

吉田 浩; 清水 徳; 松田 祐二; 成瀬 雄二

JAERI-M 9677, 24 Pages, 1981/09

JAERI-M-9677.pdf:0.67MB

本研究は、核融合炉燃料循環系の水素精製工程にパラジウム膜法を適用することの可能性について検討することを目的としたものである。パラジウム膜としては工業的にも実用に至っているPd-25wt%Ag合金膜をとり上げ、水素ガスとしてはH$$_{2}$$、D$$_{2}$$を用いた。実験より、この合金膜のH$$_{2}$$、D$$_{2}$$に対する透過特性は比較的高い操作圧力・温度の下においてもSieverts則及びArrhenius則が成立することが確かめられ、透過係数と操作条件(圧力、温度)とを関係づける実験式が得られた。なお、透過係数、拡散係数において同位体効果が認められたので、これらについても圧力、温度との相関に係を求めた。

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